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ニキビじゃないかも?出来てしまった背中のブツブツ見極め方


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ニキビなのか?ニキビじゃないのか?

気がついたら背中にブツブツができているけど何だろう?ニキビ、それとも湿疹?早く治したいけど、治し方を間違ってしまったら大変。どうやったらニキビかそうじゃないか見分けられる?

ブツブツの正体を見極めろ!

ニキビだと思っていたら別の肌トラブル。そんな場合はニキビケアをしても治りませんよね?ですがニキビかそうでないかは素人には見分けがつきにくいもの。よく間違われる肌トラブルの症状を挙げていきましょう。

毛孔性角化症(もうこうせいかくかしょう)

いわゆるサメ肌と呼ばれる、毛穴にブツブツができて広がっているものです。触るとザラザラ、ブツブツした感じですが、一般的に痛みはありません。まれにかゆみを伴う場合があります。二の腕や肩、背中などにできやすく、特に乾燥した時期に現れます。赤みは少なく、肌色や褐色をしたものが多いです。

子供の頃から発症し、多くは10代の思春期に現れます。年齢と共に軽減し、自然に消えることが多いですが、まれに大人になっても残ってしまうことも。かかる比率としては男性よりも女性の方が多いそうです。

毛穴の周りの角質が厚くなって毛穴をふさいでしまうことで発生します。原因はまだはっきりとは分かっていませんが、遺伝とする見方が大きいようです。放置しておいても特に問題はありませんが、外見的に気になるという人も多いでしょう。

症状が軽い場合は、乾燥を防ぐ市販の保湿クリームなどで対処できます。ただし、症状がひどい場合はちゃんと病院で診てもらいましょう。間違ったケアをしてしまうと、色素沈着や跡を残してしまうなどの重度の肌トラブルを引き起こしてしまいますので注意が必要です。

マラセチア毛包炎(もうほうえん)

マラセチアというカビが引き起こす毛穴の炎症です。マラセチアは皮脂を食べて繁殖するアクネ菌と同じで、顔や胸、背中など、ニキビができやすい部分にもともといる菌です。この菌が毛穴の汚れや皮脂を食べることにより、毛穴に炎症を起こしてしまうところもニキビにそっくり。パッと見もニキビと見分けがつきづらく、非常にやっかいです。

ニキビとの違いをあえて挙げるなら、ニキビより少し小さめ。ニキビのように少しずつできるのではなく、一度に10個ほどできたりしますので、そこでニキビとの見分けがつきやすいかも。また、赤いブツブツの状態からはあまり悪化せず、膿などもあまり出ない場合が多いようです。

マラセチア毛包炎は自宅での治療は難しいとされています。市販薬もあるのですが、実はニキビなのに間違ってマラセチアの自己治療をしてしまうと、かえって症状を悪化させてしまいますので危険です。皮膚科で抗真菌薬を処方してもらいましょう。ただしすぐには治りません。数か月はかかると見越して、根気よく薬を塗り続けましょう。

皮膚を清潔にしておくことが大切なので、汗をかいたまま、汚れを残したままにしないこと。汗をかきやすい夏場は特に注意です。汗をかいたらこまめに拭くようにしてください。パジャマや部屋着は毎日新しいものに替えること。なるべくなら通気性のよい天然素材のものを選んで着るといいです。

汗疹(かんしん)

夏場の汗をよくかく季節に見られる、赤いポツポツとした点状のもの、いわゆる「あせも」です。子供や肌の弱い人がかかりやすく、湿疹と併発することもあります。ひどくなると全体的に赤みが広がり、かきむしったりすると皮膚が壊れて痛みを伴います。

あせもとニキビの見分け方は、炎症が毛穴だけなのか、肌の全面に広がっているのかで比較的見分けがつきやすいです。毛穴の炎症はニキビ、肌全面ならあせもという風に区別できます。ニキビは毛穴のトラブルですが、あせもは汗腺のトラブルで、黄色ブドウ球菌が増殖し、肌が免疫反応を起こしてできてしまうのです。

かきむしることで黄色ブドウ球菌が他の場所にもついてしまい、炎症が広がって、水ぶくれを伴うような「とびひ」になってしまいます。絶対にかきむしってはいけません。

皮膚科でも自宅でも治療できます。自宅での治療は皮膚を常に清潔にし、保湿をしっかりすること。市販薬で肌の調子を整えてあげることもできます。ただし、かゆみ、かぶれがひどくなるようなら、皮膚科できちんと薬を処方してもらった方がいいでしょう。子供の肌などは特にデリケートですので、状態を良く見て、放置しないように気をつけてあげてください。

粉瘤(ふんりゅう)

粉瘤とは、ターンオーバーによって皮膚の表面に排出されるはずの老廃物が、排出されずに皮膚内部に溜まってしまったものです。皮膚の内側に袋のようなものができ、その中に老廃物が溜まっていきます。初期段階では皮膚が盛り上がるしこりのようなものができ、進行すると溜まった老廃物に菌が繁殖し、膿んだり痛みを伴います。かゆみはありません。

当初は小さいものですが、進行するとニキビよりもかなり大きくなってきます。押すと膿や皮脂のようなものが出てきますが、触ったり、膿を出そうと押したりして悪化させないようにしてください。悪化するとごく稀ですが肥大化し、腫瘍になることも。

自宅や市販薬での治療は難しいでしょう。一般的には切除手術で取り除きます。炎症がある場合は抗生物質で繁殖した菌を殺菌します。ただし、中の袋が残っている限り再発を繰り返す恐れがあるので、早い時期の切除施術を勧められることが多いようです。

まとめ

ここに挙げた例は比較的見分けがつきやすいものです。自分の症状と照らし合わせて大体の見当がついたなら、症状が悪化しないようケアをしてあげてください。ですがあくまでも応急処置だということを忘れないで。安易な自己判断は危険ですのでなるべく避け、きちんと病院で診察してもらってくださいね。